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保育士が退職代行を利用してみた!体験談と推奨する理由を紹介

「本当はそろそろ退職したいけど、言い出せない…」という保育士さんへ。

つらい保育士の仕事を辞める際の選択肢の一つとして、退職代行の利用が挙げられます。
人手不足・職場の人間関係・心身の疲れなど、様々な理由で退職を決意しても、園児や保護者への責任感から一歩を踏み出せない…。そんな方におすすめの退職代行サービスについて知ってみませんか?

この記事では「保育士の仕事って辞めにくい…」と感じている方に、実際に退職代行を利用した方の体験談も交えつつ、退職代行サービスの料金や活用方法について解説します。

この記事を読んでわかること
  • なぜ保育士の間で退職代行の利用が増えているのか?
  • 保育士の退職代行利用の体験談
  • 保育士におすすめの退職代行4選
退職代行サービスが気になる方へ
「上司が怖くて言えない」
「引き留められたくない」
「今の職場から1日でも早く解放されたい」
このような悩みを、退職代行セカステはサポートします!

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1.保育士が退職代行を利用すると決めた理由

保育士が退職代行を利用すると決めた理由

「今の保育園で働くのは限界!でも辞めにくくて…」そんな苦しみを退職代行を使って解消する保育士さんが増えています。

保育士が退職代行を使った理由3選をご紹介します。

理由1「辞めさせてもらえなさそうだったから」

退職すると決めていたのに、園長に相談しようとすると「もう少し頑張ってみたら?」「まだ若いんだから…」と話をはぐらかされ、取り合ってもらえませんでした。

退職したいと言ったら「あなた副担任でしょ、責任を持って!」と責められました。

退職の申し出はクラス編成をする都合上、1年以上前からしなければならないという園のルールがあり、精神的に限界でも絶対に辞めさせてもらえない雰囲気がありました。

退職代行についてちょこっと解説

退職代行は園をいつまでに辞めるという意思表示と、その退職に関わる手続きを代行してくれます。退職は労働法に定められた労働者の権利なので、「辞めさせない」ことは違法です。自分一人では退職させてもらえないかも…と感じたら、退職代行を利用することでスッキリ退職が叶います。

理由2「ズルズル続けるのは、悪いと思ったから」

職場での人間関係に悩み、子供に笑顔で接せなくなっていました。こんな気持ちで子供に毎日接するのは申し訳ないと思い、早めにケリをつけるべきだと思いました。

精神的には限界を迎えていたけど、正直クラスの子供たちは可愛いかったです。このまま続けていると情が移ってますます辞められなくなると思い、決断しました。

鬱のような症状が出て、頭痛がしたり朝起きられず当日欠勤することもあったので、同じクラスを受け持つ同僚に迷惑がかからないよう、サッサと辞めようと思いました。

退職代行についてちょこっと解説

保育士の場合は、毎日同じ子供・同僚や先輩後輩、園長など一緒に働く人・保護者と顔を合わせることになるため、いざ退職を決めたらスムーズに辞めないとお互いにとって良くない、と考える方も多いようです。

退職代行を使えば相談しながらスケジュールを立て、スムーズに退職手続きを進められるので安心です!

理由3「退職代行を使えば直接連絡を取らなくていいから」

自分から退職を告げると、「どうして?」「どうすれば続けられる?」とたびたび連絡を受ける気がして億劫でした。退職代行を使えば書類のやり取りや、名札など備品の返却なども郵送対応できると聞いて、いいなと思い利用しました。

携帯の電話番号も知られており、園のグループLINEもあるので退職の前後で連絡が来るのが怖かったです。退職代行に頼めば、直接かかってきた電話には出なくてもいいと聞いて安心しました!

退職代行についてちょこっと解説

退職代行サービスでは、園に退職意思の告知をする際、手続きの代行を行うため今後は本人には連絡を取らないようにお伝えします。退職代行を利用すれば、書類のやりとりから備品の返却まで希望に応じて郵送にすることも可能なので、園とのやりとりを一切したくないという人にぴったりです。

しかし、園長・副園長などの責任者とLINEで連絡をとっていたり、園のグループLINEが存在している方などは注意が必要です。LINEは電話よりも心理的なハードルが低いので、いきなり連絡が来る可能性がゼロではない点に注意が必要です。※詳しくは後述します

2.退職代行を使うと、保育士でもすぐに辞められる?

退職代行を使うと、保育士でもすぐに辞められる?

担任制だったり、引き止めに遭ったり…辞めにくい保育士の仕事でも、退職代行サービスを利用すればすぐに辞められるのか?という核心について徹底的に解説します。

保育士にも法律上の「退職の権利」がある

労働者には退職の自由が認められており、これは保育士も例外ではありません。民法では、期間の定めのない労働契約の場合、労働者は2週間前に申し出れば自由に退職できると定められています。

民法第627条第1項
期間の定めのない雇用契約は、各当事者はいつでも解約の申入れをすることができ、2週間の経過により終了する

参考:厚生労働省「退職の申し出は2週間前までに」

【就業規則との関係を解説】
多くの保育園では就業規則で「1ヶ月前」や「2ヶ月前」などの退職届提出期限を定めていますが、この規定は法的な退職の権利を制限するものではありません。保育現場特有の事情として「年度途中の退職は避けてほしい」「次の保育士が見つかるまで待ってほしい」という要請はありますが、これらは努力義務であり、法的な拘束力はありません。

保育士には退職代行サービスの活用がおすすめな理由

退職代行サービスは、労働者の代理として退職の意思表示や必要な手続きを行うサービスです。保育士の場合も利用が可能であり、以下のような場合に特に有効です。

  • 園からの過度な引き留めが予想される場合
  • 退職を申し出ても受理してもらえない場合
  • 園との交渉に精神的な負担を感じる場合

保育士の退職は慢性的な人手不足クラス担任制を取っていることからも強い引き止めにあったり、退職届を受理してもらえないこともあるため、退職代行を使うことは大きなメリットがあります。

即日退職が認められるケース

保育士の場合でも、民法で規定されている2週間前の告知ではなく、即日退職が法的に認められることがあります。

即日退職が可能な例

  • セクハラやパワハラを受けている
  • 過重労働やストレスにより精神疾患を発症している
  • 労働基準法違反(残業代未払い、休憩時間未取得など)がある
  • その他、継続して勤務することで心身の健康に重大な影響が予想される場合

精神的なストレスを抱えているなど、深刻な状況では即日退職も可能です。しかし、産業医や精神科医の診断書が必要になることも多いため、即日退職を希望する場合は退職代行とよく相談しながら動くのがおすすめです。

有給消化により保育園に行かずに辞める方法

即日退職とは違い、有給休暇が残っている場合は有給休暇を使って保育園に行かない、実質的な即日退職をすることが可能です。

しかし、この場合は事前に有給休暇の消化交渉をしなければならないため、退職代行サービスに相談する必要があります。

バックレはリスクが高いので避ける

いきなり当日欠勤をすると「常識がない」と非難されたり、減給の対象とされる、最悪の場合は損害賠償請求をされることもあるので注意が必要です。

傷病による欠勤は医師の診断書が必要であり、何も準備をしていない状態で園に行きたくないからと安易にバックレするのはトラブルになるリスクが高いので、絶対に辞めましょう。

引き継ぎ準備をしておくとトラブルになりにくい

退職代行を利用すると、保育士でも2週間程度でスムーズに退職することができます。しかし、適切な引き継ぎを行い、園とのトラブルを避けるために以下の3点に気を付けましょう

退職代行サービス利用時の注意点

  • 適切な引き継ぎのため、可能な限り早めに意思表示をする
  • 保育日誌や指導計画など、必要書類は事前に整えておく
  • 園児や保護者への配慮として、突然の退職は避ける

ただし、ハラスメントや健康上の問題がある場合は、自身の安全と健康を最優先に考えた行動をお勧めします。

退職代行セカステなら、LINEから無料で24時間365日相談が可能です。今のお仕事に辛さを感じている方は、お試しのつもりで気軽にご利用ください。

3.退職代行を使うと、退職後、園長や同僚から連絡が来ない?

退職代行を使うと、退職後、園長や同僚から連絡が来ない?

退職代行を利用した場合、保育園からの連絡を完全にシャットアウトできるのか?について保育士さんに聞いた実体験に基づいて解説します。

体験談|連絡が来なかった!

一切連絡をしてほしくなかったので、書類や備品のやり取りをすべて郵送で行いたいことを退職代行に伝えておきました。退職代行の担当者が園長に釘を刺してくれたようで、電話魔だった園長からまったく連絡がなく、びっくりしました!退職代行を使ったってことは…と、同僚も察してくれたのか誰からも連絡は来ませんでした。

体験談|連絡が来た!

「どうしたの?」「心配しています」などLINEで同僚や先輩から連絡が来ました。心から心配をしてくれた方には申し訳ない、返しにくいと感じましたが、なかには園長に言われたのか?と思うようなメッセージ内容や、退職理由や転職先を根掘り葉掘り聞き出そうとする人もいて参りました。業務に関する質問が来たり、「〇〇ちゃんが××先生が良かったと泣いた…」など心が痛い内容が来ることも。

友人に近い感覚で親しかった人もいるし、LINEブロックは感じが悪いかなと思い、完全に関係が切れず難しいなと感じました。

結論|100%関係を切るのは難しいが不可能ではない

保育士の体験談によると、職場からの連絡が一切なかったケースと、退職後にも連絡がきたケースと両方あることが分かりました。

退職代行業者は、依頼者と契約をしたのちに会社側に退職意思の告知をする際、以下の内容を明示します。

  • 今後の退職手続きはすべて当サービスが代行すること
  • 手続きに関する質問や、各種問い合わせをする際の連絡先(業者担当者の連絡先)
  • 本人に連絡を取らないでほしいこと
  • 退職スケジュールや流れの詳しい解説

園には、退職の意思を伝えると同時に、詳しい手続きの流れをしっかりと説明させていただき、本人に直接連絡を取っても意味がないことを明示するため、本人に連絡が来るリスクを最小限に抑えることができます。

しかし、プライベートの電話番号やLINEを知っている場合は、連絡がきてしまう可能性も否定できないので注意が必要です。特にLINEは手軽に連絡できるので、ある程度は仕方ないのかもしれません。

退職代行を利用する場合は書類のやりとりなどの手続きを代行会社に一任できるので、連絡が来ても出ない・返さない、心理的な負担になってしまう場合はブロックしてしまうといった選択が可能です。保育園との連絡を断ちたい場合、ご自分の心を第一優先にしながら、退職代行を大いに活用しましょう。

4.実際に退職代行を利用した保育士の体験談

実際に退職代行を利用した保育士の体験談

退職代行を利用して保育園を辞めた方の体験談を見てみましょう。

体験談1|利用して本当によかった!

認可保育園で働く20代女性(東京)

私は都内の認可保育園で3年間働いていましたが、退職代行サービスを利用して退職するまで、毎日が本当に不安でいっぱいでした。

私の働いていた園は慢性的な人手不足で、子どもたちの前では笑顔を見せなければいけないのに心の中は疲れと不安でいっぱいで、笑顔を作るのが辛くなっていきました。

以前、同じクラスで働いていた先輩が園長に退職の相談をしましたが、いつも「今は忙しいから」と話をそらされ続け、別の先輩から無視され、1年近くもいじめのような状況が続いたのです。その出来事を目の当たりにして、私は自分から退職を切り出す勇気が持てませんでしたが、このまま続けていては心も体も持たないと感じ、ネットで退職代行サービスの存在を知り、思い切って利用しました。

代行サービスを通じて退職の意思を伝えてもらってからは、不思議なほどすんなりと手続きが進みました。園長先生から直接連絡が来ることもなく、書類上の手続きだけで退職が完了したときは、大きな重荷から解放されたような気持ちになりました。退職代行を利用して本当に良かったです。

体験談2|ルール違反と言われたけど、辞められた

認可外保育園で働く20代女性(横浜)

私は2年目の保育士として、2歳児クラスの副担任をしていました。まだ経験が浅いのに副担任という役割を任されたのは、昨年度に多くの保育士が退職してしまったからです。

私たちの園では、年度初めに担任・副担任を決めるため、園長先生から「退職する場合は1年以上前から言うように」と何度も念を押されていました。でも、園内の雰囲気が日に日に耐えられなくなっていきました。

園内には明確な派閥があり、その争いに巻き込まれることが多くありました。「あの先生たちのグループだから」と言って仕事を押し付けられたり、「若いんだから頑張って」と残業を強要されたり…。他の先生たちの思惑に振り回される毎日で、子どもたちと純粋に向き合う時間が減っていくのを感じていました。

落ち込んだ気持ちで保育を続けることはしたくないし、他の園に勤める友人に相談したところ「もっといい園あるよ」と言われたことから退職を強く意識し、退職代行サービスに相談をしました。

早めに区切りをつけて新しいスタートを切りたかったので、園の「1年前に退職を申し出る」というルールを守らなくてもいいか退職代行に確認したところ、問題ないとのことだったのですぐに決断しました。

代行サービスを通じて退職の意思を伝えると、園長先生からは「ルール違反だ」とその場で声を荒げたようですが、退職代行の担当者が話をまとめてくれました。毅然とした態度で退職できたことで、自分の決断に自信が持てました。

体験談3|長年の重圧からついに解放された!

認可保育園で働く30代女性(大阪)

私は同じ園で7年間働いていたのですが、退職代行を使ってこの冬ついに退職しました。

退職した理由は、正直言うと園の待遇に不満があったからです。「ベテランなんだから」と言われ、園長先生から次々と雑用を任されたり、若手の保育士が急に休んだときは、いつも私がフォローに入ることになり、自分のクラスの保育にも影響が出ていました。

退勤後や休日にも構わず園長先生から電話で「明日の行事の準備はどうなっている?」「来週の保護者会の資料を確認して」などと言われるのも苦痛でした。

「頼りにしている」と言ってもらえることは嬉しかったのですが、責任や仕事量が増えても給与は変わらず、このままでは自分の成長もないと感じて他の園でスキルアップしたいという思いも強くなっていきました。

ですが、「あなたがいないと困る」という言葉を何度も聞かされ、退職を切り出すことができませんでした。園長先生の性格を考えると、退職を言い出しても絶対に認めてもらえない気がしていました。そこで、退職代行を利用したところ、想像以上にスムーズに事が運びました!お世話になった園を去ることには少し寂しさもありましたが、これが私にとって最善の選択だったと思います。

5.保育士が退職代行サービスを利用すべき7つのケース

保育士が職代行サービス利用すべき7つのケース

では具体的にどのような場合・どのような状態で働く保育士が退職代行サービスを使えばよいのでしょうか。ここでは7つの具体的なケースを解説しています。自身にあてはまらないかチェックしてみましょう。

1. 精神的・身体的な限界を感じている場合

保育現場特有の過酷な労働環境により、心身の健康に支障をきたしているケースが多く見られます。いつものことと見過ごさずに、心と体からの声に耳を傾ける必要があります。

健康のためのチェックリスト

症状具体的な状態
慢性的な疲労がある集中力の低下、常に疲れを感じる、休んでも回復しない
不眠が続いている寝つきが悪い、夜中に目が覚める、熟睡感がない
出勤前から強い不安や緊張を感じる動悸、吐き気、めまいなどの身体症状を伴うことも
些細なことで感情的になる感情コントロールが難しい、イライラが止まらない
体調不良や持病の悪化が見られる頭痛、胃痛、血圧の変動など

上記にひとつでも当てはまる場合は、早急な対応が必要な可能性があります。無理に勤務を続けることは、保育の質の低下だけでなく自身の取り返しのつかない健康被害につながる可能性があります。

2.園長や同僚との人間関係に問題がある場合

女性が多い職場特有の人間関係の軋轢(あつれき)や、パワーハラスメントの問題が発生しているケースが見られます。

園長や主任から過度な叱責や否定的な言動を受ける・同僚との間に派閥が形成され孤立している・些細なミスを必要以上に責められる・個人的な噂や陰口が蔓延しているなどの人間関係に悩む声も聞かれます。

人間関係に問題のある環境では、直接の対話による退職交渉がさらなる精神的ストレスを生む可能性が高くなります。のため「直接の交渉」を避けたい方には退職代行サービスは適しているのす。

3.有給消化・残業代の請求をスムーズに行いたい場合

労働者の権利である有給休暇の取得や未払い残業代の請求が適切に行われていないケースも保育士の現場では多く存在しています。

  • 有給休暇の取得を暗に制限されている
  • サービス残業が常態化している
  • 残業代の請求を言い出しづらい雰囲気がある

上記のような状況に置かれている場合や退職時の権利について十分な知識がない場合は、退職代行サービスを通じて権利を適切に主張し交渉することが効果的です。

退職代行を利用したとしても、残っている有給休暇を消化できるのは、労働者の権利です。しかし、退職代行を利用した人には有給消化を認めないといった企業も中にはあります。利用料金は上がるが、退職代行業者に有休消化の交渉までお願いしたいのかどうかも、退職代行サービスを選定する決め手になります。私たち編集部が誰にでもわかりやすいようにまとめた「退職代行でも有休消化するには」の記事はこちらからご確認できます。

4.責任感から自分で言い出せない場合

保育士特有の強い使命感や責任感から、退職の意思を表明できないケースが多く見られます。

担任を持つ園児への愛着が強く、保護者との関係性が深いために申し訳なさを感じたり、同僚への負担増を懸念したり、「保育士は聖職者」という意識が強いために退職をためらってしまうような場合があります。

退職代行サービスという第三者が介入することで、より客観的な立場から退職プロセスを進めることができます。

5.即日退職を希望する場合

心身の状態や環境的な要因により、即座の退職が必要なケースがあります。

緊急性の高いと思われるケース例

  • 精神的・身体的な症状が重篤化している
  • ハラスメント被害が深刻である場合
  • 安全衛生上の問題がある場合、
  • 違法行為を強要されている場合 など

上記のようなケースでは、退職代行サービスを通じた即日退職が有効な選択肢となります。

なお、退職代行サービスの特徴を見ると、「即日退職」と記載されているものが多くあります。厳密にいうと、「”即日”会社に行かなくていい」だけであり、本日退職手続きが完了するわけではありません。私たち編集部が誰にでもわかりやすいようにまとめた「退職代行を利用した即日退職」の記事はこちらからご確認できます。

6.パワハラや過度な引き止めがある場合

退職の意思表示に対して、不当な引き止めや圧力がかけられるケースも少なくありません。

「辞めるなら違約金を払え」 と脅された

「後任が見つかるまで辞めさせない」と言われた

上記のような場合に加えて退職願を受理してもらえなかったり、個人攻撃的な言動を受けたりする場合は法的な知識を持つ専門家を介することで、適切な形での退職が可能になります。

7.次の職場が決まっており円滑な移行を望む場合

新たな職場が決まっている中で、スムーズな移行を実現したいというケースもあるでしょう。転職先との入職時期の調整が必要な場合・有給休暇を利用した引き継ぎ期間の確保が必要な場合・退職時期の交渉が必要な場合・書類上の手続きを確実に行いたい場合など、退職代行サービスは、これらの調整を専門的な立場から支援することができます。

以上7つのケースに当てはまる場合、退職代行を利用するのがおすすめです。

6.保育士向け退職代行サービスの選び方

保育士向け退職代行サービスの選び方

実際に保育士の方が退職代行サービスを選ぶ場合、どのようなポイントに注目して選べば良いのかを解説します。スムーズかつ円満な退職にむけてしっかり確認しておきましょう。

退職トラブルに遭いそうなときは弁護士・労働組合系のサービスを選ぶ

退職手続きの代行だけの場合は、民間の退職代行サービスでも足りるのですが、もし残業代の未払いや執拗な引き止めなど、保育業界特有の複雑な労務問題に直面している場合は、弁護士が運営する退職代行など法的な専門知識を持つサービスを選択することが重要です。

■労働基準法違反が疑われるケースの一例

専門家による支援サービスの特徴

1.弁護士が運営・関与するサービス

弁護士法第3条に基づき、労働関連法規に基づく権利侵害の判断や使用者との法的な交渉代行、労働審判や訴訟への対応などを行います。法的な観点からの適切なアドバイスが得られ、労働法に基づいた交渉が可能となります。またトラブル発生時の法的対応も可能です。

2.労働組合が運営するサービス

憲法28条の労働三権(団結権・団体交渉権・団体行動権)を具体化するために、労働者には労働組合を組織することが認められています。労働組合が運営する退職代行では、その団体交渉権を活用したサポートが受けられます。

参考:厚生労働省 労働基準法 厚生労働省 労働組合 衆議院 弁護士法

注意点として、弁護士の場合は包括的な法的サポートが受けられる反面、着手金成功報酬など、依頼内容によっては費用がかさむ可能性がある点に注意しましょう。また、労働組合の場合も弁護士よりは対応範囲は限られるものの、賃金交渉など金銭的な団体交渉を任せることができますが、最初に組合加盟費を払い、組合に加入するところからスタートするため、費用面には注意が必要です。

どのくらいの予算で、何を依頼するかを明確にして退職代行選びをすることがおすすめです。単純な退職意思の提示と手続きの代行の場合は、リーズナブルな民間の退職代行サービスで十分というケースも多いのが実情です。

退職代行会社の適応範囲について知りたい方は、退職代行はどこまでやってくれる?|退職代行のできる/できないことを徹底解説!の記事もご参照ください。

料金体系と保証内容の確認はしっかりと

退職代行サービスの費用は決して安いとは言えないため、慎重な検討が必要です。以下のようなポイントをきちんと確認して、代金について把握しておきましょう。

基本料金について返金について追加料金について
・標準的な退職手続きの範囲・返金保証の有無・即日退職の場合の追加費用
・基本料金に含まれるサービスの詳細・退職不成立の場合の対応・保証の条件・法的トラブルの場合の費用
・追加料金発生の条件・返金額・追加交渉の費用

なかには全額返金保証制度追加料金ゼロの退職代行も存在します。お得な先を探してみましょう。

アフターフォローもチェックしておく

退職後のサポート体制もサービス選択の重要な判断材料となります。退職後の相談対応として、退職手続き完了後の質問対応・退職証明書等の書類取得サポート・引継ぎ関連の助言が受けられるかどうかを確認しましょう。

また転職支援サービスとして、転職エージェントとの連携や求人情報の提供、履歴書・職務経歴書作成支援があるかどうかも重要なポイントです。

■メンタルヘルスケアや細部までのフォローについても確認したい

メンタルヘルスケアとして、カウンセリングサービスの有無・専門家への紹介体制・継続的なフォロー体制が整っているかどうかも確認が必要です。

特に保育士の場合、地域性や職場環境の特殊性から退職後のキャリア形成に不安を感じる方も多いため、充実したアフターフォロー体制があるサービスを選ぶことをおすすめします。

7.限界を感じる保育士さんにおすすめの退職代行サービス4選

保育士におすすめの退職代行サービス4選

人手不足で辞めにくい/長時間労働になりがち/職場の人間関係がつらい…

まずは、そんな保育士の方にぜひおすすめしたい退職代行サービスを4つ厳選してご紹介します。

元労務担当の親身な対応に定評がある|セカステ

退職代行ならセカステ

基本情報

  • 料金:21,800円(キャンペーン料金あり)
  • 株式会社運営(司法書士監修)
  • 365日24時間・全国対応

セカステは全額返金保証制度が設けられており、キャンペーン料金ありなどの充実したサービス内容で注目を集めています。社会保険給付金と失業保険関連の相談が可能な点やしっかりとしたアフターフォローなども特徴です。

LINEから24時間無料で相談ができるので、忙しい保育士さんにもぴったりです。女性の利用も増えています。

女性に特化した退職代行なら|わたしNEXT

わたしNEXT

基本情報

  • 料金:29,800円(アルバイト・パート料金あり)
  • 株式会社運営(労働組合提携)
  • サブスクリプション料金あり

わたしNEXTは女性向けに特化した退職代行サービスです。女性スタッフによる親身な対応を特徴とし業界への深い理解と柔軟な対応力、きめ細かいサポート体制を備えています。

特徴的なのは、サブスク型の料金があることです。わたしNEXTのヤメホーなら月額料金3,300円(税別、契約期間12か月)で年2回まで退職代行サービスを利用可能です。「次の保育園もブラックだったらどうしよう…」という不安のある方には、サブスクの検討もお勧めです。

労働組合が運営×弁護士が監修|退職代行Jobs

退職ジョブズ

基本情報

  • 料金:26,000円(+労働組合費2,000円が必要)
  • 労働組合が運営(弁護士監修)
  • 後払い対応可能

退職代行Jobsは労働組合が運営し、弁護士の監修もある信頼性の高いサービスとして知られています。確実な交渉力と豊富な実績が特徴です。現金による後払いが可能なのも嬉しいポイントですね。

労働組合型|退職代行ガーディアン

退職代行ガーディアン

基本情報

  • 料金:24,800円
  • 労働組合運営
  • 24時間365日対応

退職代行ガーディアンは労働組合による確かな交渉力が特徴のサービスです。労働組合としての強い交渉力を活かし即日退職にも対応しています。

退職後のアフターフォローにも力を入れているので、退職後の社会保険や転職などに不安がある保育士さんに選ばれています。

成に不安を感じる方も多いため、充実したアフターフォロー体制があるサービスを選ぶことをおすすめします。

8.保育士が退職代行サービスを使った場合の退職の流れ

保育士が退職代行サービスを使った場合の退職の流れ

実際に退職代行サービスを利用した場合の具体的な流れについて確認していきましょう。各ステップにおいて、退職代行サービスが専門的なアドバイスと支援を提供してくれるため、初めての方でも安心して手続きを進めることができます。

初回相談から契約までの手順

退職代行サービスの利用を開始する最初のステップとして、まずは初回無料相談を行います。LINEやメール、電話などでの相談が可能です。現在の状況や悩みをくわしく説明し、サービスの詳細説明を受け、概算費用の確認を行います。

次に必要書類・情報の準備として、勤務先の正確な情報(社名、所在地、連絡先)や園長や担当者の情報・雇用契約書のコピー・可能であれば就業規則の写しなどを用意します

その後契約内容の確認として、基本料金とオプション料金の確認・具体的なサービス内容の確認、・退職までのスケジュール確認、支払い方法の決定を行います。

退職日の設定と条件交渉

退職の具体的な条件を決定する重要なフェーズでは、まず退職希望日の設定を行います。それに伴って法定期間(2週間)の確認・引き継ぎ期間の考慮・有給休暇消化の検討などを行います。

次に交渉事項の整理として、未払い残業代の請求・有給休暇の消化方法・退職金の確認・社会保険の手続きなどについて確認します。

その後、退職代行業者による園側との条件交渉が行われ、必要に応じた調整を経て最終的な合意内容の確認を行います。

参考:厚生労働省 【リーフレットシリーズ労基法39条】有給休暇  厚生労働省 退職の申し出は2週間前までに

書類や備品の返却方法

実務的な手続きを行う最終フェーズでは、まず返却品の整理を行います。貸与備品のリストアップ・制服や名札・鍵や電子カード・園児の情報や記録など、返却が必要なものを全て確認します。

書類の準備と提出について

  • 退職届の作成と提出
  • 源泉徴収票の受け取り
  • 雇用保険関連の手続き
  • 健康保険・年金の手続き
  • 返却方法の確認

退職代行業者はさまざまな手続きを保育士に代わって園側と調整し、スムーズな退職の実現をサポートします。また予期せぬトラブルが発生した場合でも、専門家として適切な対応を行ってくれます。

参考:厚生労働省 離職されたみなさまへ

退職代行は、退職手続きを代行してくれるといっても、申し込みさえすれば、あとは何もやらなくていいわけではありません。「どのような流れで退職手続きが行われるのか」「自分は何をすればいいのか」を理解した上で、退職代行サービスを利用するようにしましょう。私たち編集部が誰にでもわかりやすいようにまとめた「退職代行の流れ」の記事はこちらからご確認できます。

9.保育士の退職代行利用のよくある質問(Q&A)

保育士の退職代行利用のよくある質問(Q&A)

Q1.パワハラや人間関係の問題で退職を考えていますが、園児や保護者への影響が心配です。どうすればいいでしょうか?

A1.退職代行サービスでは、園児や保護者への配慮を含めた提案をすることが可能です。例えば、適切な引き継ぎ期間を設定し、子どもたちへの影響を最小限に抑える退職時期の調整や、保護者への説明方法についてのアドバイスも提供してくれます。

Q2.園長から「人手不足だから辞めさせない」と言われています。退職代行を使ったら本当に辞められますか?

A2.はい、退職は労働者の権利として法律で保障されているため、人手不足を理由に退職を拒否することはできません。退職代行サービスは、法的根拠に基づいて適切な交渉を行い、あなたの退職の権利を守ります。

ただし子どもたちへの影響も考慮して、可能な範囲で適切な引き継ぎ期間を設定することが推奨されます。たとえば保育ノートをしっかりと記入する、担当したクラスの情報を適切に後任に伝える(書面でもOK)といった配慮を行うのがおすすめです。

Q3.退職代行を利用すると、今後保育士として再就職する際に不利になりませんか?

A3.退職代行サービスを利用すること自体は、再就職に大きな影響を与えることはありません。退職代行の利用は個人情報として保護されると同時に、転職や再就職時に告知する義務もありません。面接時に退職理由を聞かれたら「キャリアアップのため」など前向きな説明をしましょう。

退職代行という専門家のサポートを受けることで、退職時のトラブルを回避し、円満な退職を実現できる可能性が高まります。また転職先の選定や面接対策についても、多くの退職代行サービスがアドバイスを提供しています。

Q4.有給休暇が残っていますが、退職代行を使って消化できますか?

A4.有給休暇の取得は労働者の権利として法律で保障されているため、退職代行サービスを通じて有給休暇の消化を交渉することは可能です。ただし、園の運営状況や引き継ぎの必要性などを考慮した上で、無理のない範囲での有給消化プランを提案してもらうことが望ましいでしょう。

10.保育士の退職なら退職代行の利用が安心!

保育士の退職なら退職代行の利用が安心!

退職代行サービスは、保育士が抱える退職時の様々な課題を解決する有効な手段となり得ます。自身の状況に合わせて上手に利用しましょう。ただし、サービス選びは慎重に行うことが大切です。退職後の新たなスタートに向けて、安全・安心できる退職代行サービスを味方につけるのがおすすめです。

口コミも見て退職代行を選びたい方は、私たち編集部がまとめた退職代行サービスおすすめ10選|口コミで比較!料金相場と選び方完全ガイドの記事もご参照ください。

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